私は、これまでいくつかのバンドを組んできました。
仲良く楽しくできたバンドもあれば、一回もライブをすることなく解散したバンドもあります。
その経験から、どうすればバンドを組むことに失敗しにくいのかをこの記事にて考えていきます。
バンドを組む時に注意したいポイント
価値観が合うかどうか
これはバンドを組む上で一番大事なことだと私は思っています。
それは、メンバー同士での価値観があっているかどうか。
その価値観については細かく以下のものがあります。
音楽性
どんなジャンルの曲をやりたいのか、この価値観が合うかどうかは大事です。
フォーク系なのか、ロック系なのか、メタル系なのか等々。
例えば、ロックと言っても、ビジュアル系もあればパンクロック系もあり幅広いです。
こういう音楽観が合わなければ、中々、演奏する曲が決まりません。
もちろん、メンバー1人1人やりたい曲を選んで全員の希望を叶えるということで上手くいくケースもあります。
しかしながら、メンバーみんなのジャンルがバラバラの場合、自分の曲以外はやりたくない曲ばかりになることがあります。
そうなるとモチベーションが下がり、最初は上手くいっていても、いずれ誰かが脱退したり、揉めて解散になることもあります。
そうならないためにも、メンバー同士である程度の音楽性が合う事が必要です。
活動
バンドの活動といっても、
- 活発にライブをしていきたいのか
- のんびりと活動していきたいのか
- オリジナルソングでやっていきたいのか
- カバーを主でやっていきたいのか
というようにいろんな活動があります。
この辺りも、ある程度同じ考えでないと、バンド内でのまとまりがなくなりかねません。
ライブのスタイル
ライブをするとき、バンドによってスタイルがありますよね。
アクションをしたりして盛り上げるスタイルもあれば、パフォーマンスを控えめにするスタイルもあります。
トークで盛り上げるスタイルもあれば、ただ演奏だけを行うスタイルもあります。
こういったライブのスタイルもメンバー同士で意思統一できるのかどうかが大事です。
実力のバランスがとれているか
私の経験上、一人だけ実力が秀でている、もしくは、メンバー間で極端に実力が異なっているといったケースは上手くいきません。
それは、練習が上手く進まなかったり、実力者が嫌気をさして辞めてしまうといった結果になりやすいからです。
ある程度、メンバー間での実力のバランスが取れているかどうかは意外と大切なところです。
ある程度の妥協は必要
いろいろと書きましたが、音楽性も活動スタイルもバッチリ合う人が揃うというのは中々難しいものです。
なのである程度の妥協をしなければ、ボーカル・ギター・ベース・ドラム等のメンバーを揃えるのに時間がかかり、下手すればバンドを組めないことになりかねません。
メンバーそれぞれどこまで妥協できるのかというバランスを上手くとれるかどうかが、バンド活動を進めていく上で大切なことと思います。